遊覧船から阿寒富士や色付き始めた木々を眺める。途中、見どころや湖の成り立ち、マリモの生態など、分かりやすく解説してくれるので飽きません。遊覧船でしか渡れない無人島、チュウルイ島に上陸。ガラス越しに湖底のマリモを観察。人の頭ほどもある大きなマリモに子どもたちから思わず歓声が上がります。アイヌ紋様の刺繍・木彫りに挑戦。熟練の講師の皆さんに丁寧に教えていただき、黙々と作業をしました。1時間ほどでオリジナルの作品が完成。自分へのお土産に。
アイヌ文化をテーマにここまでたっぷり阿寒湖畔で学習する修学旅行は珍しいと、地元紙、釧路新聞の取材が入り、翌日の新聞に掲載されました。アイヌシアターで踊りを鑑賞したあと、ムックリの演奏に挑戦。悪戦苦闘するも次第にあちこちから独特の音色が響いてきました。続く講話では、アイヌ民族に関する苦難の歴史も学びました。
翌日は釧路市中心部に移動し、市立博物館でワークシートを使った学習。展示物の中から答えを探しキーワードを並べ替えると、衣食住いずれかに関するアイヌ語が出来上がります。ワークシートは6年生の社会科担当の先生のオリジナル。
帰りのバスで、自分たちの修学旅行の記事が載った釧路新聞を回し読み。結構な紙面を割いた大きな扱いにびっくり。バスガイドさんが本校の卒業生だったことにもびっくり。旅の締めくくりはバスガイドさんと一緒にみんなで校歌を歌いました。