2009年10月7日水曜日

「子どもまつり」について

仲秋の候,保護者の皆様におかれましては,益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。さて,本校の教育活動の特色の一つである『子どもまつり』の時期が近づいてきました。伝統ある『子どもまつり』ですが,平成23年度から本格実施される新学習指導要領に基づく新たな教育計画の検討の中で,『子どもまつり』の在り方についてもさらなる見直しが必要になってきました。
 本校の『子どもまつり』は「総合的な学習の時間」に位置付けて実施していますが,新学習指導要領では,5・6年生の『外国語活動』の必修化や教科の学習時間増の一方で,「総合的な学習の時間」が大幅に削減されることになりました。そして,今年度からすでに移行期間に入り,算数や理科など一部の教科で授業時間数が増やされています。このため,今年度と来年度の『子どもまつり』は,基本的には昨年までの形を引き継ぎますが,裏面のとおり,従来の規模をやや縮小し,実施することといたします。具体的な各学級・学年の発表については,それぞれの通信などで,今後,お知らせいたします。
 また,平成23年度からは,舞台発表を中心とした新たな行事として再構成する方向で検討していきます。
 これまでも,行事の在り方について,改善充実を図る視点で見直しを進めてきましたが,学習指導要領の改訂により,ねらいや時数,教育的効果等について根本的な検証が求められています。子どもたちが,楽しくゆとりある学校生活の中で学び成長していけることを念頭に,よりよい学校にしていきたいと思いますので,ご理解のほどお願い申し上げます。 
 不明な点など,問い合わせがありましたら,学校までご連絡ください。