講師紹介:山本コウタロー(本名:山本厚太郎、1948年生まれ)は、歌手、タレント、白鴎大学教授。東京都千代田区出身。千代田区立麹町中学校、東京都立日比谷高等学校、一橋大学社会学部卒業。
上智大学法学部に入学。その後も東京大学教育学部受験を志すも東大紛争による東大入試中止により一橋大学社会学部に入学。大学在学中からソルティー・シュガーのメンバーとしてフォークソングを手がける。日本におけるコミックソングの代表作のひとつともいえる『走れコウタロー』をリリース。その面白さから第12回日本レコード大賞新人賞を受賞するヒットソングとなった。
ソルティー・シュガー解散後に結成した山本コウタローとウィークエンドでもフォークを手がけ、『岬めぐり』(1974年)がヒット。この曲も『走れコウタロー』と並んで、現在でも歌い継がれている(2008年には、京急三崎口駅の電車到着案内チャイムに採用された)。
現在は、地球環境問題に造詣が深いことから、白鴎大学教授として教鞭をとるかたわら、団塊の世代へ提唱するセカンドライフの食・健康、男女共同参画、食・農の問題、教育問題、平和問題といった講演活動などに勤しんでいる。
2008年5月より、TBS系人気ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(第9シリーズ)にレギュラー出演する。角野卓造演じる小島勇の友人という役どころを演じる。角野卓造とは中学時代からの親友でもあり、一緒にバンドを組んでいたこともある。 ドラマ出演に際しては、同ドラマの脚本家である橋田寿賀子が山本のコンサートを鑑賞し、山本を大いに気に入ったという経緯から、橋田からの熱烈なオファーがあり、実現したものである。
~参加者の声~
・山本さんの飾らない誠実な人柄と生き方に共感した。
・軽妙な語り口とわかりやすく、ユーモアをまじえて講演はとても聴きやすかった。
・ミニライブでは、♪走れコウタロウー、♪戦争を知らない子どもたち、♪あの素晴らしい愛をもう一度、♪神田川、♪岬めぐりなど、懐かしい曲を参加者と一緒に歌い、非常に良かった。
・親や教師のちょっとした働きかけで子どもは伸びる。先生方の置かれている状況はよく理解している。大変でしょうが、これからも子どもたちのために頑張ってください。と締めくくられ、勇気をもらいました。 など
写真は、講演会場近くのお蕎麦屋さんで実行委員会のメンバーと一緒に撮影したものです。
(文責:牧野喜充)