2010年12月15日水曜日

葛西さん戦争体験を語る。


12月14日(火)交通安全指導員の葛西さんが子どもたちに戦争体験を語る

網走の葛西 武さん 戦中の被害体験を冊子に(北海道新聞 8月16日の記事) 

1945年7月に室蘭の軍需工場が米軍の艦砲射撃に遭った経験など、被災から64年目、その体験をつづった冊子「太平洋戦争の体験を次の世代に」が完成。 
 当時を知る人がどんどん少なくなり、誰も伝えられなくなる。自らの体験を思い起こし、79歳になった今、パソコンを使ってまとめられたものです。冊子には、艦砲射撃によって犠牲になった人たちの遺体を拾い、棺桶に納めたことなどが綴られています。 
 冊子にまとめられたことを知り、機会があれば、是非子どもたちにも話をして欲しいとお願いしていました。それで今回、6年生の総合の学習として、葛西さんの戦争体験を語る会が実現しました。
 当時を思い出し、目頭を熱くして話す場面もありました。子どもたちは、静かに聞き入っていました。
                                (文責:牧野喜充)