2012年12月13日木曜日

能楽体験2

 12日は、能楽体験(6年生)の2日目でした。1時間目は、「能面」「舞」について、二時間目は「羽衣」の舞を鑑賞しました。 
 「能面」については、左右が非対称であること、陰と陽があること、木でできていることなど、写真でしか見たことがない私たちにくわしく教えていただきました。また、実際に3人が能面をつけて、歩いてみました。(歩き方は、地面から足を離さないすり足)「見える範囲が狭く、見づらかった。」と口々に感想を言っていました。 
  続いて、「羽衣」の舞を鑑賞しました。始まる前に衣装について説明がありました。着物は、京都の西陣織りで、手刺繍、金箔が織り込まれていることで、子どもたちからは、「えーっ」という驚きの声が上がっていました。「舞」が始まると、講師の先生の迫力のある歌声、小鼓、大鼓、太鼓、笛の演奏、そして華麗な「舞」に子どもたちは身動き一つせず見入っていました。この1時間は、本当に能楽の世界に引き込まれたようでした。
  写真のような視聴覚室という教室での能楽体験でしたので、「ぜひ、本物の舞台で見てみたい。」という感想も聞かれました。
 なかなか触れることのできない日本の伝統文化に触れる、本当に貴重な体験でした。
 遠路、網走まで来ていただいた講師の先生方、本当にありがとうございました。~本日の網走タイムズにも記事が出ています。どうぞご覧ください。~(文責:伊井俊明)